Finnish Berry・フィンランドのベリー

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photo (C)LumicoHarmony
北欧フィンランドといえば、オーロラや白夜が思い浮かぶでしょう。かなり高い緯度に位置するので、暗くて長い冬のイメージが強いです。一方で、建築やデザインやムーミンでも知られている国です。キャッチコピーは「森と湖の国・フィンランド」。
昨年 7 月にフィンランドを訪れた時に、それは革新につながりました。
「今、苺狩りに行ってきたわ!」と友達のマリアがドーンと机に置いた苺達。
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photo (C)LumicoHarmony
 それを、子供たちがすぐさま食べ始めました。大人もさっと手を出して、パクリ、モグモ グ。
私「えっ?洗ってないけど…?」
マリア「洗うなんてしないわよ」 とそのまま、パクパク口へ運んで行きます。小さな頃から親がやっていた畑で苺も栽培し、 毎年食べていました。でも、土まみれだったし、洗うというのは、当然のことだと思っていました。
私「どうして、洗わないの?」
夫「洗わない方が美味しいじゃない! 洗ったりなんかしたら、美味しくない!」 私も恐る恐る口へと運びます。 お・い・し・い! 見た目も日本の苺とは違って小ぶりですが、まさに熟れた味は感動しました。
大ざっぱな性格で、今まであまり意識してなかった食べ物のこと。 震災で放射能の問題があり、また自分自身も 3 児の母になったこともプラスされ、 そこに来た発見。
そもそも、根源的には、成熟したものは洗わなくても食べれるんだ!
「さあ、森に出掛けるわよ!」と言われて一緒にお散歩に出掛けた、ある日。 突然、みんなが四方八方に森に食い込んで行きます。な・に・ご・と?
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photo (C)LumicoHarmony
「ほら、食べてみて」と甥が手を広げると、そこには小ぶりのブルーベリーが、宝石のように輝いてました。そのまま口に広がると、ふわーと広がる甘さと香りに仰天。途端に、 周囲はたわわに実るブルーベリーの木だらけだったことに、やっと気づいたのです。
ブル ーベリー目を獲得した私は、無言でブルーベリーを摘んでは口に運ぶを黙々とやってしま いました。
フィンランドには、「自然享受権」が認められています。土地の所有者に損害を与えない限りにおいて、すべての人に対して他人の土地への立ち入りや自然環境の享受を認める権利です。日本だとそもそも勝手に立ち入って取得は盗難扱いになります。そのフィンランドにおける人の自由な振る舞いを見て、人間の豊かさを感じました。

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writer: ルミコ・ハーモニー :フィンランド人との結婚を機に、人生を見つめ直し活動の幅を広げる。アーティスト、北欧やママコンサルタント、親子国際交流 NPO「ザ・グローバル・ファミリーズ」副理事長。 3 児 の 母 。

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